- 探求とは、物・事を手に入れるため、探し求めること。
- 探究とは、物・事を解明すること。
探求と探究の意味の由来
探究と探求の違いとは、「究める」(きわめる)と「求める」の違いです。
究める:これより先はないというところまで行き着くこと。
- 究明
- 究理
- 学究
- 研究
- 攻究
- 考究
- 探究
- 追究
- 討究
- 論究
求める:手に入れようとすること。
- 求愛
- 求刑
- 求職
- 求道
- 希求
- 請求
- 探求
- 追求
- 要求
- 欲求
探求と探究の日常会話での使い分け方
- 探求は「求める」だけにとどまっている
- 探究は「真理を見極めよう」とする
という違いです。
物事の深み・本質に届くかという意味では、以下の関係となります。
探究 > 探求
探求と探究の具体例
- 探求とは、行為・行動が重要
- 探究とは、態度・向き合う姿勢が重要
探求:
- 「秘境を探求する」
- 「事故の原因を探求する」
探究:
- 「宗教の本質を探究する」
- 「真理の探究」
※意味は似ているので、「人生の意義をたんきゅうする」などはどちらでも良い場合もある。
好奇心との境界線は?
好奇心とは、変わったもの、珍しいものに惹かれる心です。
順番としては、
- 好奇心から、和服に興味を持った
- 探求心から、和服店を巡り巡った
- 探究心から、和服の普及のために、同好会を立ち上げた
となります。