「生足を出してサンダルでお出かけしたい!!」
冬から春にかけてサボっていた自己処理…
急いで夏までにやり出すことはよくありますよね!?
最近の脱毛器ならば夏までにあっという間に「スベスベ・ツルツル肌」になるんじゃないの!?
もちろん最新の脱毛器具の進化は凄まじいものがあります。
しかし、残念ながら短期間でつるつるすべすべにすることは難しいです。。。
今回はサロン脱毛から医療脱毛まで経験した私が、なぜ短期間で脱毛ができないのか、についてご紹介いたします。
①毛周期
毛周期という言葉はご存知でしょうか?
体が成長するように、毛も赤ちゃんから大きくなって成長し、どんどん老化して抜けると言うサイクルがあります。
実は脱毛器では毛乳頭と言う毛根にある細胞に対して、熱を与えて毛を生えないようにする仕組みなのです。
しかし、この熱を与えると言う時期は毛根が成長期である必要があります。
毛根がよぼよぼの後退期ではほっておいても抜けてしまうため、効果はありません。
この毛周期というサイクルが、およそ「1ヶ月半から2ヶ月」かかります。
また、体の表面の毛はこのサイクルが全てバラバラのため、一度に全ての毛を脱毛することはできません。
1回の脱毛器の照射で20%を脱毛することができるのですが、この計算で行くと、毛の量が半分になるのに3回の照射が必要になります。
(0.8 X 0.8 X 0.8 ≒ 0.5)
つまり、毛量を約半分にするのに、半年近くかかる計算になります。
②肌への負担
前述した通り毛乳頭に対して熱によるダメージを与えるため、肌にも多少なりともダメージを受けます。
例えるならば、軽いやけどのような状態になります。
カミソリによる角質層へのダメージとは異なりますが、赤みや黒ずみ・ニキビなどの肌荒れの症状が出ることがあります。
また、敏感肌ではそれらがより強く出る傾向にあります。
施術直後は赤みや毛穴の収縮により、火照ったような感じになることがあります。
しかし、翌日にはほとんどその症状はなくなっているようです。
毛周期の項目でも触れたように、照射は1ヶ月から2ヶ月という期間を置いています。
その理由として、肌への負担トラブルの防止という観点もあることにご注意ください。
③日焼け
普段気にしていないかもしれませんが、肌は様々な状態になっています。
生理や風邪などの体調不良などにより、肌の状態は大きく影響しています。
春から夏にかけて、湿度や気温・紫外線などが大きく変わります。
それは私たちが普段意識している以上に、肌にとっても大きな負担になっています。
ですので、夏までに急いで短期間で脱毛したい、と思うのも仕方がありませんが、それは肌にとってかなり過酷な選択を強いていることに違いはありません。
まとめ
実は私もこのことを知るまでは、
「夏までに間に合うはず!!」
とずっと思っていました。
何事も時間はかかるもの。
でもそのおかげで私は
「最近きれいになったね」
って言われることが多くなりました。
あなたも好きな服装で大胆に露出してファッションを楽しんでくださいね!